失うのは一瞬、取り返すのは一生。

平成31年3月15日曇り

ギリギリセーフ。

長崎空港を後にして今日は東京へ。昼から一般社団法人職人起業塾のオープンセミナーの開催日で余裕を持ってフライトの手配をしていたはずでしたが、なぜか長崎空港での離発着便は遅れることが多く、今日も羽田空港を出る時点で30分以上の遅れとなり、昼食をとる時間もないままタクシーに飛び乗ってセミナー会場である水道橋の株式会社シップ社へと向かいました。到着したのは開始の15分前、何とかギリギリ間に合いましたが、タイムマネジメントベタがまたもや露呈することとなりました、反省しきりです。

満員御礼。

今回の東京でのオープンセミナーは満員御礼の大盛況で、第14期職人起業塾の6ヶ月研修の募集に早速お申し込みをいただいたり、アンケートに非常に大きな刺激を受けたなどとコメントをいただいたりと非常に実のあるオープンセミナーとなりました。1月の今年1回目の開催は、インフルエンザが猛威をふるっていたからか、ドタキャンされる方が続出されたりして、ずいぶんとこじんまりした感じで行いましたが、今回は多くの方と新しいご縁をいただけたり、随分ご無沙汰していた方との再会を果たたせたりと嬉しい事がたくさんあり、追加開催してみて良かったと改めて思った次第です。

もう一歩先へ。

今期の全国縦断オープンセミナーはいつもと同じ、職人不足を含む建設業界の金本的問題解決に向けて、マーケティング理論の建築現場への落とし込みによる実践型現場マネジメント改革の提言が基本ではありますが、少し内容をリニューアルしてマーケティング思考の会社にシフトするには経営者と現場実務者の意識改革と実践だけではまだ足らず、その枠組みをもっと広げて現場に携わるすべての取引先や職人さん達と意識を共有することをお勧めしています。セミナーなので基本的には概念や理論をお伝えするのですが、考え方だけを理解したところで何の役にも立たないのは自明の理、いかに実践に結びつけるかと言う部分で、実際に私たちすみれが行っている協力業者会さんとのプロジェクト会議の内容を公開しています。

ライフタイムバリューは現場から。

理論の組み立てはいたって簡単です。今後建築業界では新築の着工棟数減少が確実視されており、全体のパイが縮小するに従って今まで通りの事業規模を維持するのは非常に難しくなります。事業を持続継続させるのに最も重要なのは、外部環境に左右されない自社独自のマーケットを構築することであり、顧客、もしくはその周辺で建築にまつわるニーズが発生した際に、全て声がかかり引き受けられる状態を整えることで、ある一定顧客数を超えた時点で必要な売り上げとのバランスが取れるようになります。これがライフ、バリューと言う概念を組み込んだシンプルなマーケティングとなりますが、生涯顧客を蓄積しようとすると顧客から絶対的な評価を得続ける必要があります。建築業において評価はすべて現場にあり、ものづくりの精度を高めることでマーケティングの基礎ができると言うのが職人的マーケティング論の梱包となります。

失うのは一瞬、取り返すのは一生。

しかし、信頼を失うのは一瞬で、取り返すのは一生かかると言われるように、ほとんどの工事が順調に進んだとしても、たった1人の心ない職人の言動でそれまで蓄積してきた信用を全て水泡に帰してしまうことが少なからずあります。数多くの職人や業者が現場に出入りする建築現場では、すべての工程を管理者が管理することはできません。そう考えれば全ての職人と同じ方向性、同じ意識を共有することが非常に重要で、ライフタイムバリューと言われる顧客生涯価値を引き受けるにはその部分への取り組みが不可欠です。そこに真摯に目を向けると、ピラミッド構造と言われる元請け下請け孫請けと一方通行のパワーバランスが一般的となっている建築業界の古い体質を見直すべきで、上下関係ではなく協業の関係を構築しお互いに認め合い尊重し合う関係性に変わるべきだと思っていますし、そのように取り組んできました。

インサイドアウトから始めよう。

そして、私たちが協力業者さんに集まっていただいて、「クレームを撲滅し、顧客満足を達成するための現場改革に共に力を合わせて取り組んでいきましょう!」とお願いするにあたり、問題になるのは自社の社員たちの取り組み姿勢とその実践です。できてもいない人からやってくれと言われるほど人を馬鹿馬鹿しくをさせるものはありません。まず自分の在り方を律し、率先垂範の姿を見せてこそ人は心を動かし、行動に移してくれるもの。私たちが主催する会議では協力業者さんに対して自社の社員に対するダメ出しを徹底的にヒアリングするようにしており、まずは自らを省みて是正するとこから始めるスタンスをとっています。職人的マーケティングとは現場実務者が現場での顧客接点を強化し、顧客の期待値を大きく上回るプロセスを含めたモノづくりを行い、その顧客満足を維持継続する事に尽きます。文字にすると簡単ですが、たったこれだけの事をするには自社のスタッフの教育のみではなく現場に携わる全ての職方、出入り業者の意識を変える必要が有ると考えればやるべき事はいくらでもあります。そして、その根本はトップに立つ者から「状況を変えるには自分自身を変えるしか無い」というインサイドアウトの原理原則を心に心に刻み込む事からだと思っています。自戒をこめて。

◆【満員御礼!キャンセル待ちとなっています。追加開催検討中です!】
職人起業塾2019 大阪オープンセミナー「建築業界が抱える諸問題の根本的解決へのアプローチ」

日時:2019年3月18日月曜日 14:00~17:00 場所:カラフル会議室 新大阪 大阪市淀川区 西中島 6-2-3 チサンマンション第7新大阪 1102号室 主催者: 一般社団法人職人起業塾 お問い合わせ:www.shokunin-kigyoujyuku.com お申し込みはこちらから→https://www.facebook.com/events/543933566013947/

__________________________________________

◆一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイトリニューアルしました。

原理原則系マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。 実践型現場マネジメント理論、動画なども公開しています。 その他、研修のお申し込み、問い合わせ、補助金の活用などの情報も集約しています。 https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

◆最新の情報と共に学び続ける場の提供としてメールマガジンを配信しています。

無料登録はこちらから→https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

________________________________________

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です